2022年9月15日・16日「社長のかばん持ち体験」というインターンシップを行いました。
地元中小企業と久留米工業大学生をつなぐインターンシップ支援業として、筑後信用金庫と久留米工業大学主催で「社長のかばん持ち体験」という事業があります。
今年で4回目となるこの事業に、当社は初めて参加しました。
久留米市内の中小企業6社のなかの1社です。
学生が夏休み期間中の2日間、社長について回り、中小企業とはどんなものか、経営に関する理念や経営手法に触れ、地元中小企業の魅力を経営する側の視線で感じていくという内容です。
受入を行うことを決心するまでに少し時間がかかりました。
果たして学生に魅力を伝えられるのか、、
どんなことを学生に見せていけばいいのか、、
そして参加に手をあげたものの、学生が当社を希望してくれるのか、、など心配が続きました。
そして当社を希望した学生が決まり、ちょっとした緊張感をもって2日間のインターンシップを始めました。
社長のかばん持ちを行うという前提なので、学生側は事前にマナー研修を受けてこられます。新人教育のような内容で、みっちり礼儀作法を習得されるようです。
では、2日間の様子をご紹介します。
【1日目】
社長の挨拶から始まりました。「社長業とは」という一般的概念を中心に激励の言葉でした。
その後社長室で自身の体験などの話になったようですが、それは二人だけの秘密の話(笑)でレポーターの私にはわかりませんでした!
その後は、社長が毎日行き来している別会社を訪問、その企業の社長とも会い、またまた社長業とはの説明があったようです。
ランチタイムで気分をリラックスしてもらった後は、I取締役に交代。
I取締役のかばん持ちとして製造現場を巡回したり、顧客の現場に同行してもらい打ち合わせの様子を見学したりしてもらいました。
【2日目】
本日もI取締役に同行。そこではお客様もこのインターンシップの主旨を考慮していただき、経営者側の立場に立った社会情勢の話を頂き、その後現場確認に同行。
帰社後、興味を持っている電気設計業務を一部体験。CADを使いドラえもんを描いてもらいました。
最後は社長と雑談。当社社長にとっても改めて自分を振り返るいい機会になったと話をしていました。
しっかりした学生様を受入れ出来たこと、その後の報告会にも参加し、感想を聞けたことなど、当社にとっても有意義なインターンシップ支援事業でした。
参加してくださった久留米工業大学交通機械工学科の中山さん、この経験を生かして地元でいい就職を見つけてくださいね。
最後に、中山さんが報告発表会で紹介してくれた「今回の体験で学んだこと」を簡単に紹介します。
社長が大切にしている4つの言葉は「自己管理」「責任」「勉強欲」「包容力」である。
そして、
「会社は社員に支えられているから成り立つのであって自分が偉くなったと勘違いしない事」
「孤独と孤立は違う。社長は大きな決断をするときには孤独との戦いだが、孤立してはならない」
の言葉が印象に残ったという事でした。