私たち九州栄電社は、高校生さん達に地元企業の魅力を伝え、理解を深めてもらうとともに、将来の職業選択の際、広い視野を持ってやりたいことを見つける力を養う手助けになるべく「インターンシップ研修支援事業」を実施しております。
今回、2023年8月22日から24日の3日間、福岡県立浮羽工業高等学校より2名の生徒さんがインターンシップ研修に来られました。
今年の夏は猛暑が続く中、元気に自転車で会社まで来られて若さを感じました!
当社は重要なライフラインの一つである電気設備の盤を扱う会社です。高校生のお二人には今回初めての作業が多く大変だったと思いますが、何かを学び得てこれからの学生生活に活かせる経験になればと思います。
【1日目】
朝礼時の自己紹介では、学校とは違う雰囲気に緊張されているのがこちらにも伝わってきました。
いざ業務開始となりますが、当社のベテラン社員が一人一人マンツーマンで指導係として付き添い、丁寧に説明し作業に取り掛かりますので、例え電動ドリル(下写真)を使う作業でも危険なく行えます。
まずは注意事項と説明から業務スタートです!
初めて触る工具、初めて行う工程と解らないことばかりですが、指導係の説明をよく聞き真面目に作業に取り組んでいました!
一見簡単に見える作業と思いきや、図面をしっかり見てズレなく下書きしないと、器具が取り付けられなかったりバランスが悪くなったりと、後々大変なことになりますので段取り作業がいかに重要なのかを教えてもらいながら慎重に作業していました!
緊張と初めての体験で、使いたい電動工具の場所が解らなかったり、使用して良いのか解らなかったりと戸惑う場面もあったようです。
そういう時は、社会の基本ルールの一つである「報・連・相」ですね!
その後は少しずつ緊張もほぐれてきたようで、指導係にちゃんと聞きながら作業しているようでした!
と、思いきやまだまだ緊張していたようで、声が小さかったのが反省点とコメントしていました(^^;)
【2日目】
配線作業も仕上げに向かってスタートです!
初日に比べて緊張もほぐれてきたようで、今日は指導係と作業以外の会話が出来たようです。
働くとはどういう気持ちでやっているのか、自身が大事にしている社会人としてのルールなどについて話が出来て良かったとコメントしていました。
2人とも真剣に取り組んでいる
様子が伝わってきました。
【3日目】
遂に最終日! いよいよ完成です!
本日の予定は午前のみで、製造した盤の箱入れも済み、最終チェックのみとなりました。
その後、無事チェックも終わり、自分達の作った分電盤が製品として包まれていくのを眺めながら業務終了となりました。
真夏の3日間、浮羽工業高校生のNさん、Sさんお疲れ様でした!
この研修を終えて、以下のようなコメントをいただきました。
「最初、何をしたら良いか解らない中、丁寧に教えてもらい、仕事に対する考えや責任感を教えて貰い、取り組みたい作業やわからない手順などでの聞くことや、考えている事を相手に伝える事の大切さを学び、これからの学生生活や就職活動に活かしていきたいです。」
今回のインターンシップ研修で、盤や仕事について少しでも理解してもらい身近に感じてももらえたのなら幸いです。当社での経験がこれからの学生生活、就職、将来の為へと、視野を広げ色々な選択肢を考え見つける為の力になればと願っております。